巻上公一

PROFILE

ヒカシューのリーダーとして作詞作曲はもちろん、声の音響やテルミン、口琴を使ったソロワークやコラボレーションを精力的に行っている。トゥバ共和国の喉歌ホーメイは日本の第一人者、97年から毎年トゥバやアルタイから音楽家を招聘、喉歌国際交流を組織している。テルミンは、通常の奏法を逸脱したカンフースタイルを確立。口琴はバシコルトスタンのローベルト ザグレッヂーノフを師とし、ゾルタン シラギーの発明口琴をはじめ、様々な口琴を使いこなす。
 歌らしい歌から歌にならないものまで歌う歌唱力には定評があり、それらの音楽要素を駆使する演劇パフォーマンス(チャクルパシリーズ)のクリエーターとしても活躍している。
 また、ヨーロッパ、アジア、アメリカなどの世界のさまざまな音楽フェスティバルにも招聘される他、
JAZZ ART SENGAWA、 Festival Neo Voice 、湯河原現代音楽フェスティバル、 John Zorn’s COBRAなど、ユニークなフェスティバルやシリーズ公演をプロデュースしている。
 最新アルバムは『TOKYO TAIGA』(tzadik)。ソロヴォイス作品に『KUCHINOHA』『KOEDARAKE』、口琴作品に『ELECTRIC EEL』(3作共にtzadik)、テルミン作品に『月下のエーテル』(doubt music)
歌のアルバムに『民族の祭典』『殺しのブルース』(bridge)など多数。ヒカシューの新作『生きてこい沈黙』が2015年4月に発売された。
 John Zorn,Ikue Mori,Cyro Baptista,Marc RibotはじめNYCの音楽家との繋がりが深い。最近は、北欧のシーンとも共演が多く、Thomas Stronenの複数のユニットに参加している。

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