COMMENTS FOR ZAPPA PLAYS ZAPPA
気が狂う程の天才と出会う機会は、人生でも数回なんじゃないかと思う。
僕にとって『ZAPPA』とは、まさにその1人目だった。
細胞の端まで騒ぎ震えたのを覚えている。
オダギリジョー(俳優)
ZAPPA PLAYS ZAPPA?????
ZAPPAにZAPPAが憑依するこのPSYCHIC FREAK OUTは、血縁が共有する6弦のDNAを媒介にした親子ギター降ろしだ!!!!!!!!!!
そう、ドゥイージル・ザッパはフランク・ザッパ最大のFATHERS OF INVENTIONだったのだ!!!!!!!!!!!!
ド天才の証明!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
宇川直宏(MEDEIA THERAPIST)
ザッパの造り上げた音楽は真に独創的なもので、彼以前にも以降にも有り得なかった。一度でもその音楽を聴いてしまったら、生涯ザッパの姿を心中のどこかに貼りつけながらやっていかざるを得ない、そんな強烈な強度を持つ音楽である。もちろん私の音楽の内へも多大な影響が及んでいて、特にザッパのあの独特なフレージングや、構成、コンセプト設定などは、今に至るも大いに参考にさせて頂いている。ただ周知の如く、あの恐るべき難度の楽曲を演奏する為には鬼のようなスキルが演奏者に要求される訳で、この点では我々は永遠に及ばない。まさに驚異としかいいようのないものだ。今回のドウィージル・ザッパと彼のバンドの公演も、個人的な期待の焦点はそこに有る。ザッパ曲の数々を一体どのようなカタチで聴かせてくれるのか、果たしてそこには、たんに「息子が親父の曲をカバーする」以上のサプライズ、マジックが見られるのか、刮目して待ちたいと思う。
山本精一(ex.ボアダムス、ROVO、思い出波止場、PARAのギタープレーヤー且つアーティスト)
歴史上の偉大な音楽家であり完成度の高すぎる音楽を過剰に産み出していたMr,Mothersことフランクザッパとはなんぞやとザッパ研究者でもザッパ愛好家でもない俺が考えていたらあぁそうかと納得した事はフランクザッパとはフランクザッパの顔がフランクザッパなのだなぁとゆー事であの目と鼻と口髭が何かを奏でるとやっぱりという具合いに魔法にかかってしまう。あぁ、そのうちに表ザッ派とか裏ザッ派などという継承現象が起きたりしちゃったりしそうだと期待しちゃうのもフランクザッパの魔法は未だガンガンに効いているのねと妙に納得しちゃった。
不破大輔(渋さ知らズオーケストラ)
有名な親を持つ2代目の苦労というものがある。フランク・ザッパの長男ドゥイージルが、父の音楽を演奏するツアーをする のは、父への尊敬と、父を越えるために通過すべき試練だ。それに正面から取り組む態度に真面目さを感じるが、実はそれこ そがフランクが息子に伝えた最も重要なことではないか。そして、もしフランクが生きていたとしても、ライヴを求めるファ ンに対して、今回のような息子代役のツアーを企画したと思う。
大山甲日(大ザッパ論著者)
ザッパはまさに「発明の母」であった。それはロックを越えてザッパというジャンルだった。
ぼくらヒカシューの音楽も見方を変えれば、テクノポップでもロックでもフリーでもなく、<ザッパ>であると言ってもいい。現に内田裕也さんは、「ヒカシューはザッパだから」と言っていた。
そんなふうに言われるのは実に光栄なことだ。
尊敬するザッパはいまでもその作品の中に生きている。ザッパを再生すればその魂も甦るのはなんて幸福なんだろう。しかもザッパがザッパを再生するのだから、それは再生をはるかに越えてしまうかもしれない。
巻上公一(ヒカシューのリーダー、音楽家)
固い頭は考える。浅草国際での公演のようにベースはロイ・エストラダ、ドラムはテリー・ポジオだ、などと。じゃなきゃザッパの音楽は再現出来ない、なんて。しかし故人となったザッパはもう新たな音楽を生み出すわけがない。そこから始めなければならないことに落胆している場合ではないのだ。息子が親父ザッパの音楽をどう解釈し、いかに再現するか、実に楽しみである。ジャンピング変拍子は受け継がれているのか、紫の衣装で登場するのか、興味は尽きない。