The 30th Anniversary of NYLON100%
7.9(wed)出演者
KERA
ケラリーノ・サンドロヴィッチ /劇作家・演出家・映画監督・ミュージシャン
1963年1月3日生まれ、東京都出身。1982年、ニューウェーブバンド・有頂天を結成。インディーズレーベル「ナゴムレコード」を立ち上げ、筋肉少女帯、人生、たまなどのプロデュースを行う。並行して85年に犬山イヌコ(当時は犬山犬子)、みのすけらと劇団健康を旗揚げ、演劇活動を開始する。92年の解散後、翌93年にナイロン100℃を始動。99年には「フローズン・ビーチ」で第43回岸田國士戯曲賞を受賞。以降、数々の演劇賞を受賞。
近年の活動として、シアターコクーン・オンレパートリー2008「どん底」(上演台本、演出)、ナイロン100℃「わが闇」(作・演出)、cube presents「犯さん哉」(作・演出)、映画「グミ・チョコレート・パイン」(脚本・監督)、ケラ&ザ・シンセサイザーズアルバム「15ELEPHANTS」など、多方面で活躍中。
中西俊夫(ex.プラスチックス)
1977年、立花ハジメ、佐藤チカと共にプラスチックスを結成。イギリスのインディーレーベルから79年11月にシングル 「COPY/ROBOT」でデビュー。テクノポップバンドとして注目を集める。その後世界ツアー最終公演地のN.Y.で突然解散。
1981年、佐藤チカと共にMELONを結成。同時に別プロジェクトのWATER MELON GROUPを進行。
1992年より活動拠点をロンドンに移し、様々なプロジェクトを展開。2003年帰国。 野宮真貴との新プロジェクト "PLASTIC SEX" を皮切りに、国内での活動を再開。2007年10月には新生 PLASTICS ライブを開催。
ポータブルロック
その昔、日本の音楽シーンは、歌謡曲とロックというカテゴリーしか無く、J-popという言葉もなかった。その狭間を浮遊していたユニットが、ポータブル・ロックである。野宮真貴を中心に、「8 1/2」の鈴木智文、「Films」の中原信雄の3人で結成、1983年、鈴木慶一プロデュースによるオムニバス「陽気な若き水族館員たち」に参加、そのパステル画を思わせる透き通ったサウンドに多くのファンが関心を寄せる。85年に1stアルバム「QT」、87年に「ダンス・ボランティア」を発売する。21世紀を迎え、突如復活。
上野耕路&His Orchestra
Koji Ueno Orchestra (Koji Ueno Big Band)
2003年6月から活動を開始した上野耕路アンサンブルが母体となっている。2004年6月アルバム『ポリスタイル』(vap)リリース。2007年9月メンバーチェンジを経てベルリンの世界文化館(Haus der Kulturen der Welt (The House of World Cultures))から招待されコンサートを行う。ジャズの影響を受けた管楽器と打楽器のアンサンブルがソプラノとロック・ボーカルに絡み合う。
8 1/2
1978年結成。79年に『東京ニュー・ウェイブ79』のライブオムニバスに参加。 メンバー交替を繰り返しながら久保田慎吾(Vo)、上野耕路(key)、鈴木智文(g)、泉水敏郎(dr)を中心に活動。80年に解散するものの85年と86年に一夜限りの再結成を果たす。オリジナル音源は希少だが、後に「リズム運動」、「キネマの夜」などの楽曲がハルメンズや戸川純によりレコーディングされている。08年、“NYLON100%”のイベントをきっかけに再結成。
7.10(thu)出演者
ヒカシュー
1977年から山下康、井上誠を中心に天井桟敷館などで、インド音楽とシ ンセサイザーによる長時間ライブを行う。1978年に巻上公一と海 琳正道、戸辺哲の加入によりドラムのいないロックバンド風に様変わり して新たに結成。“ナイロン100%”で「マラソンインプロヴィゼーション」など数々のユニークなライブを行う。1979年にニュー ウェイブロック、テクノポップバンドとして東芝EMIからデ ビュー。超絶的な歌唱力と、乾いたギターサウンド、そしてリズムボッ クスやメロトロンといった、ヒカシュー独特の音とその地下演劇的な内 容が融合し、異彩を放っていた。
その後もテクノからノイズ、ジャズから即興から民族音楽まで様々な ジャンルを取り込みながら、鋭く世界を抉る、アイロニーと可笑しみに 満ちた「ヒカシュー的世界」は一貫している。現在でも東京を中心にライブ活動を定期的に行っている。そのライブは、陶酔と覚醒 のアンビバレンツ。究極のノンジャンル。
サエキけんぞう
「1980年「ハルメンズの近代体操」でデビュー、86年よりパール兄弟で再デビュー。「未来はパール」(ポリドール)以降約10アルバム。最新盤06年「ダークサイドにようこそ」2003年仏で「スシ頭の男」でCDデビュー、2回の仏ツアー。作詞家として沢田研二、小泉今日子、モーニング娘、パフィー、サディスティック・ミカ・バンド、ムーンライダース、他多数。主著書「歯科医のロック」など多数。最新刊「さよなら!セブンティーズ」(07年クリタ舎)」
スペースポンチ
SPACE PONCH スペースポンチ
1984年に岸野雄一、ミントリー、常盤響により前身となるコンスタンス・タワーズ結成、後に「おしりかじり虫」の松前公高が参加。ナイロン100%にて頻繁にライブを行う。バンドが徐々に歌ものに移行した為、90年代末には初期のテクノ・テイストを復活させ、スペース・ポンチ名義とする。トイズ・ファ クトリーより「ワールド・ショッピング・ウィズ〜」を発売。同内容のアメリカ盤はドラッグ・シティより発売された。
戸川純
女優、歌手。映画、ドラマ、舞台、CMなど出演作多数。CM『TOTO ウォシュレット』(1982年から1995年)、映画『釣りバカ日誌』(1作目から7作目)、映画『いかしたベイビー』(1991年。監督・脚本・主演)、近作に二人芝居『ラスト・デイト』(06年)など。ソロ、ヤプーズ、ギミギミギミックスとして音楽活動も行っている。作品に『玉姫様』(1984年)、『好き好き大好き』(1985年)、『昭和享年』(1989年)など多数。現在までの活動をまとめた3枚組ベストCD『TOGAWA LEGEND』(GT MUSIC)を近日発売予定。作家の月乃光司と共に行っているインターネットラジオ「ハート温泉」も絶賛放送中。
http://www.allneetnippon.jp/
東京ブラボー
1981年“ナイロン100%”で初ライブ。メンバーはkang-chang(vo)小松(guitar)ミツワ(organ)&リズムボックス(CR78)。ナンシー・シナトラの『にくい貴方』のカヴァー+オリジナル数曲。その後、ドラムスに泉水敏郎(当時ヒカシュー)が加入、新宿ロフトでライブ。それを見に来ていた岡野ハジメ(元スペースサーカス)をベースに迎え、新宿ツバキハウス、原宿ピテカントロプスを中心に活動。岡野のプロデュースで自主的にレコーディングに入る(1982年)。この時の音源を編集、疑似ライブミックスしたものが、カセットマガジン『TRA』の3号に収録。
タイトなリズム隊にブラボー小松のサーフ&ガレージの轟音ギター、坂本ミツワのポップなオルガン&コーラス、そしてKang-chang(高木完)のひょうきん&シニカルなキャラクターで東京初期ナイトクラブシーンの人気バンドとなる。
岡野ハジメが脱退し、ベースに佐野篤(ホルモンズ)が加入。1984年、新橋ヤクルトホールで初のワンマンライブをやった後、解散。1990年 音源を集めたアルバムが、ソリッドレコードより正規リリース。1999年 高木完のソロアルバムの為に一時的に再結成(ドラムスは椎野恭一)。録音及び数回ライブを行う。2008年 泉水を迎えた黄金期のメンバーで再結成。